Extra edition_2017.0715 大阪クラブ対抗


『黒鯛落とし込みクラブ対抗選手権大会』

大阪で開催されるこの大会に

渡辺会長率いる我らが

『川崎新堤黒鯛倶楽部』が

初参戦するとのことで

僭越ながら参加させて戴いた。


メンバーは総勢7名。

私以外は年期入りの精鋭黒鯛師。



前田名人も加わり心強い。


渡堤場所は大阪南港の新波止だ。


港からは20分程で目的地に到着。

堤防に乗るにも

タラップで昇る程の高さがある。



そして乗ってみると

枡&スリットが延々と連なる形状で

黒鯛師なら血が騒ぐ堤防だ。



上から見下ろすと

海面からスリットがそびえ立ち

その迫力に圧倒される。



開始の合図と同時に

近場から落とし込みスタート。


ライン3号ハリス2号の太仕掛け

鈎は最近使い始めた丸貝チヌ3号。


全てが釣れるポイントに見えるが

どうなんだろう?


先ずは枡の中をくまなく探る。

枡のセンターには地下と呼ばれる穴があり

その中も攻めてみる。



いかにも釣れそうな雰囲気だが

アタリは1回のみ。


餌をタンク、ツブ団子、

1枚ツブと変えながら攻め続けると

4時前に穴の中3ヒロで漸くの喰い込み。


地下へ潜ろうとする魚を

強引に引き摺り出す。


そして追い合わせを入れて

浮かせにかかるが

魚がスリットへ入り込み逃げようとする。


外側へ行かれたら切られるのは

火を見るより明らかだ。


そのため慎重かつ強引に枡の中へ引き戻し

やっと浮かせる事が出来た。


近くにいた岩室さんが

タモ入れしてくださり

キビレでは無いことを祈りながら

魚の引き上げを待つ。



GETに喜んだのも束の間

上がってきたのは黒鯛ではなく

残念過ぎる、キ・ビ・レ。。


気を取り直して

今度は風で波打つ

スリット外側に狙いを定め落とし込む。



そして終了間際

岩室さんが待望の黒鯛GET!



その直後タイムリミットで終了。


終わってみれば

我がチームでは岩室さんが唯一の1枚。

最後に東京湾黒鯛師の意地を

大阪で見せてくれた。


戦いも幕を閉じ

移動しての終了パーティ。



今回釣れたのはキビレで

チームに貢献できなくて

残念な結果に終わったが

新波止スリットを攻略して

嬉しさも少なからずある。


来年もまたリベンジ釣行で訪れたい。


*釣果【キビレ1】

川崎新堤 × 黒鯛釣記

川崎新堤をメインとした黒鯛釣行記録