3度目の伊豆諸島パラダイス遠征へ
9人のメンバーで釣行。
大型客船から
引いて見るこの離島は美しく
期待感が高まる。
今度こそはと挑んだ朝一。
チャンスは突然やって来た。
ノーシンカーで際の上層に落とした浮きが
引ったくられる。
すかさず合わせを入れると
強烈に下へ引き込む魚。
イサキで無い事は確かだ。
突然の一発目から来た焦りで
レバーブレーキを使う事を忘れ
ベールを起こしてラインを出す
お粗末な対応。
黒鯛と違い引きを楽しむ余裕など無い。
それを見ていた田中さんが
タモを準備してくれた。
何度か突っ込まれては
巻き上げを繰り返す。
そして微かな魚影が見え
少し安心した途端『プツン』。
3号の太ハリスが切られてしまい
竿が軽くなった。
仕掛けを上げて見ると
チモトの上から切られている。
きっと良型尾長に違いない。
『逃がした魚は大きい』は
釣り人の常套句だが
色んな意味で大きい魚を
獲り逃がしてしまった。
それ以降2日目も含めて
尾長が来る事は無く
贅沢な外道のイサキを何本も釣り続けた。
3度目にしてこの島のポテンシャルを
漸く垣間見ることが出来たが
去年の同時期は凄まじかったらしい。
またきっと訪れる事になるが
暫くは黒鯛に専念しようかな。
0コメント